最近買った本

印刷・加工 DIYブック。

『お金がない!こだわりたい!頼めるところがない!』の強烈なキャッチコピーがそそる一冊。

店頭で手に取って久しぶりに「あっこの本いるかも」と思って惰性で購入。
仕事柄、印刷や特殊加工は勉強してるつもりだったが、この本見てから、もしかして今まで自分の手でできる作業を機械にやらせて、かえって無駄が出てたんじゃないかって思い始めました。

たとえば小口染めたりとか、紙となにかを合紙したりとか、色数に縛られず遊んだりとか、実は機械にやらせるほうが難しいことを無理に機械にお願いしてる部分があって「だったら自分でやればいい」という思考が完全に欠落していたことに気付きました。

結果的に合理性とスピードが優先される現代社会の流れにあわせて、あやうく僕も機械の一部になるところでした。

印刷所や加工所のプロとこうしたい、ああしたいを実現させることはできるけど、自分の手で一手間加えて、結果ものすごいコスパでやりたかったことが実現できて、そのデザインを手にしたクライアントの評価があがったり話題になればみんなハッピーになれる。

この本と自分のもっているアイデアや知識・技術をあわせれば、もっともっといろんなことができる。さらに、本に載っていない道具が目についたり、こんなの使えないかな?という目線にも気付かせてくれる。

『提案力』とか『発想』のもとになる、栄養素みたいな本。
少部数はもちろん、1000を超える部数だって自分でできる、そう帯に書いてあった。その通りだと思う。

本のなかで紹介されている道具たちは、巻末に入手先が掲載されています。デザイナーに限らず、手で何かを生み出すことをしている人にもこの本をお勧めします。